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■アサギマダラ殺蝶事件現場の発見・・・犯人は誰?
/愛知県幡豆郡三ヶ根山/パラレル法
[解説]
アサギマダラは0.5gもない体で海を越えて二千キロも渡る。
その生命力には底知れぬ強靱さが秘められている。
しかし、渡りの途上で命を失う個体も少なくないであろう。
いったいどれくらいの個体がどのようにして命を失うか、詳細は全く不明だ。
鳥に食べられる個体もいるだろう、蜘蛛の巣にかかる個体もあるだろう。
猛暑や暴風や飢えで死ぬものも、海上で命が尽き果てるものもあるだろう。
2004年の10月上旬、三ヶ根山の林道で、アサギマダラの翅を発見した。
3枚はつながり、1枚は少し離れた場所に散っていた(写真上半分参照)。
胴体は殻の一部だけ残り、他はないので、何かに食べられたに違いない。
軽い翅が4枚全部揃っているのは、事件後の時間経過が短いからだろう。
翅をひっくり返すと、胴体が丸くえぐられたように消えていた(写真下)。
相当強靱な顎でかじるように食べたのに違いない。犯人は誰だ??
蜘蛛の糸はかかっていないので、蜘蛛は除外できるだろう。
小さい胴体の内部をえぐるように食べているので、鳥類ではなさそうだ。
飛翔する昆虫を一気にとらえることができる生物とは・・・??
この現場から遠からぬところで、交尾中のカマキリを見つけた。
カマキリであれば、アサギマダラをとらえることが可能だろう。
そしてばりばりと一気にえぐるように食べることも可能な大きさだ。
交尾後のカマキリは、雌が雄を食べてしまうという。
雌が雄を食べるくらいだからアサギマダラも楽々と食べてしまえる・・・。
生命連鎖の現実的で奥深い現場に立ち会えたのかもしれないと実感した。
【パラレル法で立体視ができるのでやってみよう】
---SRSは地球の能力開発---
---心の中の自然を育てよう---
【撮影・解説:栗田昌裕 041009記】
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